形而上学世界

最先端の西洋占星術による理法

第2講 第8室の冥王星:Pluto in 8th house

第8室の冥王星
 by    森  博



第2室と第8室は、反対の意味をもちます。


第2室は、金銭や物の利益獲得を意味するハウスですが、第8室は、その反対側で、生存の為の生命エネルギーを賛美するハウスです。


第2室は、おうし座に関連しますが、第8室は、さそり座に関連します。


第8室の冥王星は、お金や物の獲得からは遠ざかります。このために、社会活動を通じた金銭獲得から遠ざかりがちです。反面、生命維持のための行動や、生命エネルギーを重視します。この為、本能的で、欲望の火が燃え盛ります。


第2室は、お金・物の獲得を重視する物質欲の部屋で、攻撃的で、非性的ですが、


第8室は、本能や欲望、生命エネルギーを賛美し、性的です。


第8室の根本的な意味は、死に対する対抗です。つまり、性とは、生存のためのエネルギーです。


第8室に冥王星が入ると、金銭獲得のための行動には感心が薄くなり、あまり働かず、じっとして、生命エネルギーを燃やして生命を維持しようとする行動を重視します。


当然、不活発な生活態度になります。塀の上の猫は。じっとしてあまり動かない。消極的な人生態度ですが、そのように、第8室に冥王星が入ると、猫のように本能的でローな生活態度になります。


最近は、このような、消極的な人生態度が重要な時代になって来ています。


不活発で、あまり動かない、当然、働かない人々が老人ばかりでなく、若い人々にも多くなっています。そして、お金よりも、SEXを重視する世の中になっています。
ローポジションで生きる時代になっているといえます。
それは、あまりお金をつかわないライフスタイルでもあります。


第2室を重視するライフスタイルは、大量にお金を必要とします。
従って、限りなく、お金を獲得し続けなければならない。
最近は、そういう生き方に、あまり人気がなくなっています。