形而上学世界

最先端の西洋占星術による理法

第5講 マレフィクト(凶星)の克服法 by 双魚ジュノー

マレフィクト(凶星)とは、西洋占星術における概念です。



出生時におけるマレフィクト(凶星)の悪影響を克服することができれば、各人の人生は嬉々たるものになるでしょう。


人は出生時に地球の周囲の惑星等の環境の因子を受けます。環境因子は、個人の気質・性格を形成しますが、それは放置すれば、影響が良くも悪くも生涯に及びます。


それは、俗に言う、人の「長所」や「短所」です。



ここで述べる凶星(マレフィクト)は、


①土星


②キロン


③ドラゴンズテイル


です。


何れも、惑星等の環境因子で、個人の人格に陰湿で低級な影響を与えます。



サターン土星:Saturn


サターン土星は冷たく寂しく陰湿で意地悪い性格を作ります。また、劣等感が強く、コンプレックスの裏返しで威張りたがる性質を作ります。低級な意識、物質的な価値観をもちやすい。他人を支配したがります。生産的な性質は仕事面では有益ですが、通常の人間関係では不快感を与えますから、社交上不利益です。


克服法


因子の否定
穏やかで、健全で、明るい心をもつこと
威張らないこと
突っ張らないこと


キロン:Chiron


キロンは過去の悲劇、悲しいこだわり、トラウマの因子を作ります。


克服法


因子を否定すること
過去にこだわらない



ドラゴンズテイル:Dragon's tail ,South Node


不運をもたらすと言われていますが、意識が低く、低級な価値観をもちやすい。
可能性が信じられないので挑戦する心や、やる気を失います。
また、悪い状態をイメージします。


克服法


因子を否定すること


明るい向上心や可能性をイメージすること



因子の否定法


精神力+αです。


+α:宇宙力(生命力)
これは、占星学ではなく別の修行が必要になります。




他の凶星について




近代の西洋占星術においては、冥王星、天王星は準凶星と呼ばれましたが、実際は、時代の変化で惑星等の評価が変わってきています。



冥王星、天王星、火星は、新時代(1970年代末~)水瓶座時代に入ってからは、ポジティブな効果・意味が出てきている。



・プルート冥王星  :生命エネルギーが横溢して活力が向上するために、欲望実現力も増し、財運向上が可能。但し、違法な犯罪行為は裁かれるので、行き過ぎないこと。


・ウラノス天王星  :明るさ、輝き、希望が増して幸運をもたらす傾向。人間愛、友情に厚くなる。活用できる直感のよさ。但し、かなり超越的で異常さのために混乱しやすい。善悪の見境がなくなりやすく節度を失いやすい。


・マース火星    :火星はこれまで、闘争・紛争をもたらす凶星と言われてきました。そして、おひつじ座の支配星ですが、おひつじ座は、40年前に水瓶座時代に入ってからは、評価が向上しました。


おひつじ座は、かって魚座時代には魚座の価値観と不調和で、暗く寂しい孤独の星座でした。魚座は内面心理を重視するので、おひつじ座の明るさや活力は嫌われました。
ゴッホの絵画もその一例です。当時はゴッホの絵画は、そのリアルさや激しい明るさが嫌われ異常視され、ルノアール、モネといった印象派絵画の様に内面重視のアートに人気が集まりました。しかし、最近は、おひつじ座は友人に恵まれ希望に満ちた人気№1星座になっています。


マライア・キャリー、レデイ・ガガも、おひつじ座生まれのセレブです。


火星はそういう星座の支配星ですから、その旺盛な活力・行動力も、ポジに解釈され、希望実現力になる。現在は、火星は活動的な性質や快活さが希望実現の力になるポジの意味の星になっているんです。但し、やはり、自分勝手な言動、暴走や争いには注意が必要でしょう。