形而上学世界

最先端の西洋占星術による理法

第4講 chiron:キロン(小惑星)

【西洋占星術】chiron:キロン(小惑星)
    by  森  博




キロンはユニークで不安定な軌道を持つ星です。 出生図では、Chironは "傷ついた癒し手"に象徴されます。 それは私たちの最も深い傷、とその傷を治す努力を表しています。


 キロンは、ギリシア神話におけるケンタウルスにちなんで命名されました。彼は、皮肉にも、自分自身を癒すことができなかった教師でした。



小惑星「キロン」は、心の傷や癒しに関係が深いとされています。
意味は、「傷心」でしょうかね。


実際のキロンという小惑星は、太陽系の果てエッジワース・カイパーベルトから天王星と土星の間に移動してきた天体と考えられています。


ですから、氷のように冷たい星で、ひんやりとした、シックな悲しみの星です。
つまり、小さな凶星といえるでしょう。この部分は癒しが必要になる。


人によっては、キロンは、トラウマとか、コンプレックスだと言う人もいます。
私は、シックネス(心の病気、悲しみ)と解釈しておきます。そして、それは癒しが必要になるので、音楽や技芸が発達する基礎になる。コンソレーション(慰め)にも通じると思います。


人間、あまりシックだと人に嫌われますし、明朗さの欠如は損な結果をもたらしますよね。あまり、くよくよしたり、こだわらないほうがいい。


キロンにアフリクトされた「傷心」は、なるべく、速やかに明朗化すべきでしょう。


土星もまた、ドライアイスの環がある冷たい星で、やはり、シックなところがあるから、キロンと似ていますね。
どちらも、あまり深刻にならず、むしろ、真面目さの良さを活かすべきだと思うのです。
つまり、キロンのある部屋の意味をあまりネガテイブに捉えずに、真面目にアプローチすることで成功すると考えます。土星もまた、類似です。真摯に、真面目にやることでサクセスできる。
また、キロンと他の惑星との角度が良いと、真面目なアプローチでの成功が高められるでしょう。